4. 三島香陵会について 平成20年7月1日 会長 柳田重雄 |
平成20年3月、香陵同窓生が103回目の誕生となりました。香貫山の麓で勉学した者、岡宮の地で育った同窓生が各分野で活躍され、本部同窓会を中心に各地区の香陵同窓会が結成され、活発に運営されております。
三島香陵会は昭和31年に第1回総会が行われ今年で第52回目の総会を迎えます。
旧制沼津中学校卒業生の有志を中心に、発足当時は長泉町、清水町の同窓生を含み運営されていた様です。その後学区制により、三島、長泉、清水地区は学区外となり、この地区からの同窓生は少なくなってまいりました。しかし、現在の三島地区の香陵同窓生は卒業名簿によれば400名以上になっています。職業上の関係、住所の変更等により三島在住者が増えた為と思われます。幹事としてはその方々全員に同窓会出欠の通知を呼びかけたいのですが、現在は絞って300通程度を発信しております。また田方地区の修善寺、大仁、長岡方面にも三島香陵会への参加を図っているところです。
先頃学区制の改正が行われ三島地区も受験が可能となり、今後は香陵健児の増加を夢見ているところです。同窓会の趣旨である同窓生の親睦と母校の支援を目ざし協力していく所存です。三島香陵会の運営について述べます。
毎回4月中旬に事務局会を開催します。その年度の活動計画、総会開催日の決定、記念講師の決定等を決めます。7月初旬、各学年幹事による幹事会の開催、9月初旬総会実施。因みに昨年の総会出席者は50名でした。
三島香陵会は講師の選定に特色があります。歴代講演者は女性が中心ということです。香陵OBで各分野で活躍の女性に講師をお願いしています。昨年は井上靖生誕100年を記念し、井上文学研究者、県立中央図書館指導主事、佐藤れい子様にお願いしました。『井上文学の世界』と題し、井上靖が沼津中学校で過ごした三島、沼津を「しろばんば」「夏草冬濤」について情緒豊かに講演を頂きました。
平成20年の総会は9月6日を予定しております。講師に香陵同窓生、恩師澤田かほる先生をお願いしております。三島地区の多数の方々の出席をお願いします。今後共三島香陵会の益々の発展を願ってやみません。 |
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